野良犬イギー
最近また、ブログ書かなくなったので思いついて書く。読書感想文。
2022年5月に出版されて、夏には買った覚えがあるけれど仕事が忙しかったりして全然読めていなかったのをやっと読んだ。
関係ないけど仕事が忙しくて、ってホント癪に触る言葉だな。
舞台は1988年、承太郎がまだスタープラチナの能力を御しきれずにいた頃。6月11日にミッドナイトランが公開されてるのを見てるのでその辺りかもしれない。アヴドゥルの好きな映画がミッドナイトランだなんてマジで覚えてない設定すぎるし、なんなら俺はアヴドゥルがあんまりにもインドを誇らしく紹介するからインド人だと思ってた。
マンハッタンで帝国を築いていたイギーをアブドゥルが捕獲する話。
こういう前日譚の難しいところは、お互いの絆の深まりは本編まで語られないけど、物語として何か落着させなきゃいけないところだと常々思っている。だから番外編とかオリジナル劇場版とか前日譚とかはあんまり読まないけど、マンハッタンで野良犬の帝国築いていたイギーに興味を抱き購入した。
他の乙一先生の著作を読んだのが小学生とかなので忘れてしまったのだけれど、風景描写がとてもいい。マンハッタンの喧騒とか治安の悪さとかとてもよかった。
イギーはとにかく自由で人間からしたら街の厄介者だったけど、特に犬の帝国を築いているっていう描写は多くはなかった。むしろ、一匹狼で愚者をうまく使って人間をあざ笑いながら生活していた。
原作では触れられていないんだけどイギーの愚者で発生した砂は物質としてとどまり続けるらしくてマンハッタンが砂でザリザリなのを執拗に描写してくるのもとてもいい。スカーレット・バイオレットのオラフシティってこんな感じなんだろうな……
イギーの愚者、原作でもかなり便利な能力だけど、壁に擬態して隠れるとか、飛散している砂の摩擦で雷を起こすとか発想に感動した。雷の伏線があったり、アブドゥルのつけてる訳わかんない金属のアクセサリーに意味が持たされるのも良い。
アブドゥルもアブドゥルで、その生い立ちが示されたりジョセフとの邂逅が描かれたり、死に様が示唆されたりしたのはいい。
上述した前日譚の成約なによりももう一回ジョジョ3部を読みたくなったのがこの小説一番の功績と思った。
音声入力について
音声入力について
ここ最近ブログを書く際は、ワードの音声入力を用いてやっていた。今回も上半分のほとんどは音声入力だ。
初めたきっかけは前も書いたが、X(旧Twitter)で「会議録みたいな論文作成は音声入力のほうが速いよ」って言ってる外国人がいた、というポスト(旧tweet)を見たからだ。
論文を書くなんて、内容よりも「えっと」のほうが多くなりそうなので絶対無理。
じゃあまあ、自分が好きに書けるブログからやってみるかと思った。
ポスト(旧tweet)が音声で文字に変換されたら良かったけど、あれは音声ファイルとして送られるからやだ。
iPhoneとwordの音声入力
自分が持ってるデバイスで、音声入力が簡単にできるものはふたつあった。
ひとつがiPhoneで、もう1つがword。
前回のパラノマサイトのやつはiPhoneで
その前のジョジョ9部がword。
正直iPhoneで入力したほうが楽なように思う。
読点や句読点も、こちらの都合というか、読むスピードによって入れてくれる。変換に関しても、最初はおかしいと思うようなものがあっても、その後でAIが修正してくれる。音が飛んでしまった場合には直すこともあるが、それ以外についてはあまり直す必要がない。
ただし、パラノマサイトと言う固有名詞に関しては、いちども聞きとってくれなかったため、知名度(とか最新のものはデータベース化してない)なのかもしれない。
それか、iPhoneの変換履歴からサジェストされてるか。
変換履歴からサジェストされてるなら、自分がよく使う単語は出力しやすくなるだろうから願ったり叶ったりだ。
ということで、固有名詞についてiPhoneの音声入力がどれくらいの精度なのか試してみた。
どれくらい固有名詞を音声入力は認識してくれるのか
●読む言葉
1. 空条承太郎
2. ハバタクカミ
3. チルノのパーフェクトさんすう教室
4. 青眼の究極竜(読みはもちろん「ブルーアイズアルティメットドラゴン」)
6. 恋符マスタースパーク
8. サーフゴー
9. 急性巣状細菌性腎炎(ちゃんとある言葉なのに、google日本語入力でも全然変換してくれなかった。そして固有名詞ではないが専門用語なのでピックアップした。)
ぱっと思い浮かんだ単語を傾向の吟味もせずに音読したのでかなり偏りがある。考えていないので当たり前だが、自分らしい単語になった気がする。(最後のは何?)
●iPhoneで読んだ結果
1. 空条承太郎 →正解!
2. 羽ばたく紙 →音としては正解。
3. チルノのパーフェクト、算数教室 →音としては正解。
4. ブルーアイズアルティメットドラゴン →音としては正解。
5. スリジャヤワルダナプラコッテ →正解!
6. 恋符マスタースパーク →正解!
7. ゼルダの伝説、ティアーズオブザキングダム →正解!
8. サーフ号 →音としては正解。
9. 急性相乗、最近、精神 →????
考察(以下は手打ち)
音の認識
8/9問は音としては正確に認識していて、有名な単語、固有名詞なら漫画のキャラクターでもしっかり変換されることがわかった。恋符までしっかり変換されたのはかなり驚いた。
一方で、青眼の究極竜のようなルビ系には対応していないみたい。google日本語入力でもブルーアイズアルティメットドラゴンでは感じには変換されなかったし、そこまで求めるのは酷な気がする。
最後のは普通に入力してても変換されなかったから仕方ない。
変換はなにに基づいているか
僕のiPhoneはポケモンをやりまくってるせいで頭文字二文字とかでサジェストされる。
(iPhoneのスクショ、でっかいな……)
自分のiPhoneの検索履歴から音声入力が反映されるなら、ポケモン2匹はすべからく変換されるべきだ。なので、何をデータベースにしているかは知らないけどiPhoneに初期から実装されている辞書かなんかにアクセスしていると考えるのが良さそうだ。
おわりに
音声入力、新しい技術を使っている(実際にはもっと前から確立されていそう)感じで楽しいので有効活用していきたい。技術は使わないとなれないしね。
ポケモン対戦のデータ処理にうまく使えるといいんだけど。対戦しながらPC画面見て、相手のPTメモするの面倒ではあるんだよな……
パラノマサイトのワンシーンにおける医学的な「正しさ」について
パラノマサイト、とてもおもしろい
みんなはもう、やったか?
というセリフがアホくさく聞こえるくらいみんながやっているゲーム。
この前飲み会に言ったら6人中5人がプレイしていて全員がおすすめしてくれた「パラノマサイト FILE 23 本所七不思議」。
絶対面白いだろうなと思いつつ、踏み切れなかったが5人からの熱ある布教(とそのうち1人の経済的支援。ありがとうございました。)があり、購入に至った。
今僕は、興家が死に、約子が死に、マダムルートが打開できず、刑事ルートを始めたところだ。すごくワクワクするし、呪詛の呪いの側面より攻撃性、死滅回游のようなバトルが面白くグイグイ引き込まれている。ギャグセンスも大好きだ。
以下で話すのはそれら好きなものに対して冷や水を浴びせるような内容なので、申し訳無さもある。
が、ツッコんでしまったんだからしょうがない。
先に言っておくけれど、僕はプレイ途中だが、パラノマサイトは大好きだし、
フィクションであるこの作品に「ここ医学的に間違ってる〜〜!!はい、駄作!!!」
なんて言うつもりはまったくない。
そこに正しさがなくとも娯楽が面白いことは間違いなくあるし、正しさに従うだけのフィクションなんて窮屈だ。むしろ、僕は漫画とかで医療知識が間違ってると愛らしく感じる。
ただ、みんながやっている作品で、医学的にやったほうがいいことがあるならそれを知ってもらうきっかけになるんじゃあないかと思った。
みんなびっくりしただろう序盤のあのシーン
※今回も半分くらい音声入力でお送りしています。今回はwordではなく、iPhoneのメモ帳機能で。
このシーン、最初驚いた。
そこまでの雑談から一転、衝撃的でどんどん興家(今おきいえとと発音しただけでしっかり漢字に変換してくれた、とてもうれしい)が物語に巻き込まれていく、その初め。
そこで僕は「おいッ!!!」と叫んでしまった。(本当に)
ここで興家は、救急車を呼ぶ。その後、周りを見渡して特に行動しない。
そのままぼーっと突っ立っているのにめちゃくちゃツッコんでしまった。
ここで興家が見落としていること、それは
BLS(Basic Life Support,一次救命処置)である。
あそこで医学的にすべきだったことについて
BLS、一次救命処置。簡単にいえば心臓が止まってすぐの人の心臓をまた動くようにしようとする「蘇生法」である。
その名前はあまり聞き馴染みがなくても免許センターに通った人なら知っているだろう。
「あ、誰か倒れてる!周囲の安全よし!」「大丈夫ですか?!……返事がない……」で始まるアレである。
周りの安全確保と可能なら感染防御をした上で、倒れている人が呼吸と脈がないと分かったら、心肺停止と判断する。(ここで判断するのは医療者でもビビる時がある。)
そしたら周り(や119番に)に助けを求めつつ、胸骨圧迫、いわゆる心臓マッサージを行う、というやつだ。
公園での興家の行動を振り返ろう。
倒れたヨーコを発見した時、1番最初にやる事は救急車の要請で正しい。
その次も興家は偉い。呼吸を見て、肌に触れて心臓が止まっていることを確認している。
すばらしい。
ただ、ここで呆然と立ち尽くしてしまうのがとてももったいない。惜しい。
ここで行うべきは
胸骨圧迫、いわゆる心臓マッサージである。
ただし、この昭和50年代(オカルトブームがあったところからすると、1970年代くらいだろう)において、胸骨圧迫の重要性はあまり認知されていない。
僕も確証がなくて調べたが、やっぱり日本でこの時代に心臓が止まった人に心臓マッサージをするというのは医学会でも知られてなかったみたいだ。*1*2
なので、この時の興家の行動は時代考証的にも一般市民の行動としては当然っちゃ当然で、むしろ迅速に救急要請しているので一般市民の鑑ともいえる。
じゃあどうやってやるの?
僕らはそこから医学も科学も進んだ2020年代を生きており、呪詛もないので誰かの心臓が止まったら、医学と科学に頼った方がいい。
かいつまんだ説明になるので、しっかり学ぶ人は講習を受けてくれたらとっても嬉しい。
ペースは100-120BPMで、「強く、早く、絶え間なく」をモットーに。*3
数年に1回位、X(旧Twitter)で「ドラえもんのうたを歌いながらやるといい」みたいな内容にフレーバーをつけてバズることがあるけど、内容は正しい。
最近(意外と最近ではない)ならパプリカ(BPM 100)でもいい。
場所は、胸骨下半分。
両手を重ねて、手首、肘、肩を一直線に上から腰の力で押す。
これ、めちゃくちゃ疲れる。30秒が基本単位だが、やってみるとすぐに汗をかく。慣れてないと腕も痛む。腰も痛む。
人が多くないと絶対できない。だから、一番最初に人を呼ぶんだ。
ちなみに興家のように、午前1時台で周りに誰もいない場合、この現代2020年代だったら、スマホをスピーカーホンにして、119番をかけて救急車を呼びながら、自分は胸骨圧迫をする、というのが正しかったりする。
また現代であれば、AEDを装着することがとても大事だ。(勿論昭和時代には存在しない)
AEDは、不整脈(脈の乱れ)で心停止になってしまった場合に機械が自動で脈を解析し、必要なら電気ショックを打ってくれる。
AEDの使用が1分遅れると心臓が再び動き出せる確率は10%低下すると言われているため、近くにある場合には必須だ。(周りにいる誰かに頼むといいだろう。ここでもまた人が必要になる。人を助けるってたいへんだ。)
ごちゃごちゃ書いたけど、まずは大丈夫か声をかけて、やばいと思ったら胸を押す。最初に押す人はかなり勇気がいると思う。押せなくてもまずは周りに助けを求めるところから始めてくれたらとても嬉しい。
おわりに
プレイ時はツッコんでしまったけど、振り返ってみると興家は正しい行動取ってたしパラノマサイトに落ち度はまったくなかった。(呪詛に手を染めるのは全く正しくないが)
心臓マッサージをしろ!って思うことは創作読んでると結構あるんだけど、今回パラノマサイトでブログを書こうと思ったのは理由が3つくらいある。
1つは、勧められて面白くて出力するエネルギーが溜まってたこと
2つめは、音声入力やってみたかったってこと
3つめが、1番大きくて「本来なら胸を押すはずなのに、周り見渡してZL押してる場合じゃあねえだろ!!!!」というおもしろポイントがあったからだ。
3つめを思ってコラを作ってみた。
医学的な話も大事かもしれないけど一番の本心は
はやく、ストーリーを進めて葉子を救える未来を見てみたい、だ。
ジョジョ9部が大変面白いという話をさせてほしい。
まえがき
なんかネットで 音声入力した方が論文とか早くかけるみたいなのを見たので、一番やりやすいブログを今回は音声入力してみることにした。 誤変換や誤字みたいなもの以外はできるだけそのまま残したいと思ってる。
冗長的だったらなんか変えるけど、三年放置してたブログをもう一回書いてるんだから、それだけで褒めてくださいって感じがする。
ジョジョ9部がはじまった。
皆さんはジョジョの奇妙な冒険という大変面白い物語がただいま第9部をやっているということをご存知だろうか。 「アニメでしか追ってない」、「ジョジョリオンの途中で折れてしまった」という意見も確かにあると思う。実際2011年から11?12?年間連載していたジョジョリオンを追うのは僕もかなり大変だった。
確かに第7部から続く一巡した後の世界の話は関連があり、 継続して読んでいた方が面白いのも事実。
それでも、今この始まった瞬間に第9部を追うということを僕としては勧めたい。ジャンプの西尾維新原作マンガ「暗号学園のいろは」で、一番面白いジョジョが9部っていうネタがあったけど、結構ネタではないと思っている。
ネタバレなし
第9部のジョジョの名前はジョディオ・ジョースター。 実際僕はジョディオ・ジョースターという名前が発表された瞬間に今までのジョジョはたぶん一線を画すぞと思った。
もうまあ、全人類が気づいたと思うんだけれども、ジョジョとディオを合体させた名前になっている。
本当にそうかどうかわからないしまあ楽先生のことだから何も考えずにジョディオという名前につけている可能性はあるんだけど。
とは言え 期待せざるをえないっていうのは一話を読んでみたらわかると思う。ジョジョの第八部が呪いを解く物語だったように、今回第9部も一話で今回どういう物語なのかというのが提示される。
第9部。大富豪になる話 だそうだ。
何者ではないものが、 成り上がるというのは第5部を連想させて第5部が一番好きな僕としてはすごくワクワクした。ただ今回の成り上がる物語は、第5部では禁忌とされていた麻薬を取り扱っている。ジョジョが。
ジョディオは高校生。学校にも行っている。ただそれは、勉強しに行くためでもクラブをやるためでもなく麻薬を密売し、成り上がるために行っている。
この時点でもう不穏だ 。他にも色々罪はあるけれど、麻薬を取り扱っているということで、結果にたどり着けなくなってしまったディアボロを今回主人公がやろうとしている。 第五部では少年少女に対する麻薬密売が問題になって ジョルノの怒りを買うわけだけど、これジョルノが見たらどう思うかな〜〜〜〜〜って時点でワクワクする。
ビジュアルも胡散臭い。 今までのジョジョは一人として前髪を深くおろしているキャラはいなかった。 大体帽子に隠れているかまとめ上げているか だったけど発表されたキービジュアルはどれも前髪を深く下ろしていて目が隠れるような形になっている。 すごく胡散臭いし裏がありそう。 背景も不明 いつもジョジョだったら家系図とかそういったところにかなりページを割く気がするけれど今回は家系図一枚画一コマに出てきただけ。 一話としてはかなりスピード感があって面白かった。 一方で 家系に何か裏があって今後明かされるんだったらそれもワクワク要素の一つだ。
スタンドの名前は「11月の雨」。 七部以降、 ジョジョのスタンドはムキムキのパワー型ではなくなってるけど、今回もそうみたいだ。 一応元ネタを調べてみると ガンズアンドローゼズ って人の曲みたい。
ちなみに今流してる。
ボーカルの音を拾って書いてしまったら面白いからそのまま残しておこうと思う。 背景とかからジョジョの面白さを 語るのは多分僕の役割じゃないからやんない。 でもスタープラチナとかクレイジーダイヤモンドみたいなパワフルさ決してないし実際の能力もかなりトリッキーだ。 ソフトアンドウェットがシャボン玉という能力を解釈を変えて、 応用して言ったようにいろいろな能力になっていったら面白そう。
ジョジョあるあるで、 ジョジョの周りに何人か仲間がいるんだけどこいつらも胡散臭い。 4人で行動するうちの一人はジョジョが麻薬を売った張本人だ。その4人で強盗を仕掛ける。 その時点で今までのジョジョだったら絶対バチを喰らいそう。だけど一話目からそうやって話が進む。 だからジョジョの周りの仲間もいつ死ぬかも全然わからない。 仲間の一人がジョジョの兄。今回ジョジョは意外にも兄弟がいる。しかも見た目が女の子のお兄ちゃん。 さすがにジョジョの血縁関係者はすぐには死なないとは思ってるけど 逆にほかの2人はいつ死んでもおかしくない。それくらい 木っ端な存在だし、 そうやって仲間が死んでいくけどジョジョが成り上がっていくみたいな話な気がする。かなりきな臭いよ。 だからこそ、 荒木先生が得意なサスペンスみたいなところにつながるんだと思うけど。
舞台がハワイっていうのもいい。世界中を冒険してきたジョジョだけれど、勝手にハワイに対してはアローラ地方のせいで ふるさと感覚みたいなものがあって最高だ。 キービジュアルというか扉絵のところに火山の噴火が書いてあってそれが大富豪になるために成り上がっていくエネルギーみたいなのを感じる。 大自然の中での冒険っていうのは ジョジョの中であまりフィーチャーされなかったところだから、 岩人間とか岸辺露伴は動かないみたいなところで自然の怖さを描いた荒木先生が自然との向き合い方をどう今回描くのか、それも観たいね。
ジョジョの聖地巡礼というのは仙台以外したことがないけど 2024年のWCSはハワイで開催されるし、観光ついでにぜひともいきたいものだ。
あとがき
音声入力は実際手で打ったのとどっちが早いのかいまいちわからなかった。
入力しなくていいから両手が空くのはまあいいけれど結局考えながら書いてるから 何か思考をほかのところにするわけではないんだよな。 あとは読点だったり句読点を結局自分で入れなきゃいけないのが少し面倒だったかもしれない。 ちなみに改行する時に「かいぎょう」って言うと改行されるのがおもしろい。 逆に「かいぎょう」っていうと、勝手に段がずれてしまうので「改行」という単語は僕が手打ちしている。それも結構謎だ。
今回はワードで音声入力をしてみたけれどほかの端末だったりアプリケーションを使ったりしたらどういうふうに変わるのかってのは気になる。 ただ ジョジョの名前を音声入力といつも「ジョディを」になるので もうジョディオはずっと手で打っていた。だから結構本編で言われてないけどジョジョ呼びがこのブログでは多い。
バックグラウンドミュージックと人間の声を見分ける程度の能力はあるみたい、っていうオチで今回は閉めようと思う。(ちなみに「って」というのもなかなか 聞き取ってくれなかったので ちがう語彙を使う必要があるかもしれない)
ぼくのX
なんか毎月のように面白いって言ってた。
ここからは
ネタバレ有り
単行本 一巻にも載ってない話をするので注意してください。
春あたりから ジョジョ9部、ジョジョランズは始まったけど、ちょうど5月の末にウルトラジャンプ本誌で岸辺露伴が登場した。 めちゃくちゃうれしかった。 まあまず岸辺露伴が一巡した世界を乗り越えてきたっていうのも六部のラストを見た人間からするとかなりわらける話ではある。 登場したタイミングも素晴らしかったちょうど世間が「岸辺露伴ルーヴルへ行く」で盛り上がっていて、 そんなさなかに本編で岸辺露伴が再登場。 僕はツイッターで結構吠えていた。
(これ、露伴先生出るってがっつりネタバレしてたね、ごめん。)
やっと言えて嬉しいけど、ブログだったら隠す必要もなかったのかな。 まあ上に書いたようにジョジョ含めてみんな結構クズなんだけど、 そこに対する希望としてジョディオ のことを岸辺露伴がお前なら託せると認めるところ。 みんな大好き岸辺露伴に認められた男、広瀬康一以外いないので、 かなり期待が持てる。 どこかで前世に目覚めるのもいいけど 突き進むなら 悪の道をどんどん突き進んでいっていい気がする。
だって名前のディオが入ってるんだもん。
ごうかきゃくせん!〜2023WCS ポケモントレーナークルーズ〜
前日
8/10 18時。仕事帰りの電車内で悩んでいた。
少し前から、8/11に仲の良い大学の後輩の引退試合とWCS初日が被っていることは知っていて、どちらかに行けばどちらかは捨てなきゃいけない。
WCSは、仕事があるかもしれなかったので、spectatorチケットもなければ夏祭りチケットもない。なんならどんなイベントがあるかも発表があったときの情報をかすかに覚えている程度だった。
だから、同窓生にも会えるしきっと楽しいだろう大会に行く算段を立てていた。
そんななかで、突如思い出した。
「あれ、サントアンヌ号でポケモンバトルできるイベントなかったっけ……」
あった。ポケモントレーナークルーズ。
ポケットモンスタースカーレット・バイオレット(以下、SV) or ポケモンカードゲームで一般参加できるイベント。
そもそも日本でポケモンの世界大会やるのが興奮ものなのに、更にクチバシティでサントアンヌ号に乗ってポケモン対戦は発表当初から心に響くものがあった。
事前抽選不要。参加できる。
そう思った瞬間にワクワクしてしまって、妻に「日本でのポケモンの大会は来年はないよ」と言われたのもあって行くことを決意した。あとは、街を練り歩いて大会の雰囲気を感じたりポケジェニックを巡ればきっと楽しいはず。
パーティ準備
持ち物チェックをしている中で重要なことに気づいた。
「持っていくパーティがない……」
実際にはSVは真面目にダブルバトルをやっていて、大体3000-6000位をうろちょろしている程度。
ただ、レギュレーションDになりたての先月に使っていたパーティが
運ゲーの極み、ボルトニューラだった。
ボルトニューラとは……
化身ボルトロス+オオニューラ@ものまねハーブを初手に置いて、いたずらごころの化身ボルトロスで相手にいばるをする。
相手は混乱し、こちらのオオニューラはものまねハーブでAが2段階上昇する。
ものまねハーブを消費したオオニューラはかるわざでSが2倍になり、高速でいわなだれ(3割ひるみ)orフェイタルクロー(3割で各種状態異常を引く)をかますとかいう運ゲーが軸のパーティである。
流石にワクワクしながら来た参加者に、運ゲーかまして勝っても負けても楽しいとは思えないなと考えパーティを組み直すこととした。
ちょうど着ていく服がカイリューだったのでカイリュー軸にパーティを組むことにした、のが帰宅した22:30。
ダブルの構築はそこまで苦戦しなかったが、シングルは流行もあまり分からなかったので調べながら組んだ。
更に、カジュアルのような無法ルールで対戦することも考えて、グラードン+ウネルミナモとかいうワクワクしたいだけのパーティを作った。
合計3パーティを1 から作り、完成したのが行きの電車の中、8/11 8/20。試験でも仕事でもギリギリ人間なんだけどここでも本当にギリギリだった。ごめんなさい。
ごうかきゃくせんに到着!
ポケモントレーナークルーズの開始時間が9:00〜としか書いておらず、受付時間の指定はなかったこと、先着順ということから8:30に馬車道駅着にした。BGMはこれ。
X(旧Twitter)で既に埠頭の建物内に列形成があるのは電車内で把握していたが、到着してみると屋外にも長蛇の列ができていた。
「あそこだ、あそこだ!」とはしゃぎながら走っていくポケモンオタクくんを尻目に最後尾へ並んだ。
列に並んだ瞬間、建物の隙間からごうかきゃくせん にっぽん丸が見えてめちゃくちゃ興奮した。
クチバシティに!ごうかきゃくせんが停泊して!そこでポケモンバトルできる!!!
一人でそわそわしながらX(旧Twitter)で「ポケモントレーナークルーズ」で検索し、チケット配布が終了しないか毎秒チェックしていた。
大きな列移動があり、埠頭の建物内に入ると、5往復くらいの列があるも流石にもうチケットは手に入るだろうと心の余裕ができ、周りの会話に耳を傾けていた。
後ろではおそらく二人の男の子が「ダブルバトルやったことないからとりあえずレンタルパを借りた」「トルネウーラがスタンとして最強」「平日にポケモンセンターで…」と大学生っぽい会話をしていた。前のお姉さんはビニールで透ける素材の肩掛けバッグ(池袋を歩く人がよくかけてるやつ。あれなんなんだろう)にニューラとマニューラのぬいぐるみを入れて船をバッグに写真を撮っていた。SVでペパー先輩とサンドイッチを食べて、ストーリー真っ最中の子もいたり、カップルで対戦しながら待っている人がいたり、本当に色んな層が参加していて、まさにお祭りだなあと勝手に感慨深くなっていた。
乗船へ
乗れないかそわそわしていたのも杞憂に終わり、無事10:30の入船許可証(QRコード)をゲット。
1時間ほど時間があったので新港埠頭の近くをウロウロしてポケジェニックを漁った。
どこを見渡しても何らかのポケモンが「いる」という状況に打ち震えておりテンションがおかしくなりつつあって、ただの松ぼっくりをクヌギダマに見立てて撮影したり、鳩をマメパトと言い張って写真に収めるなどしていた。
10:20頃にQRコードを持って乗船口へ。
え、チケットもらえるんですか??
おいしいみずまで……
本当にどうでもいいんだけど、おいしい水って旨煮みたいに、美味であることを自称していて、「あ、おいしいみずだ!」って言うとなんか「本当にそうか?」って冷めた視線が入ってしまう……(ミックスオレの謙虚さよ……)
閑話休題。
乗船口に向かうと圧巻!
遠巻きに見ていたごうかきゃくせんが、ポケモンの横断幕をはためかせてめのまえにある!
興奮しすぎて写真を取りまくりながら、近くにいた人に写真をお願いした。
乗船すると大きいパネルがお出迎え。階段や踊り場、廊下もポケモンで装飾されていた。
船の階段ってテンション上がる。
決闘-ディアハ-!!
各フロアがSV or カードゲームに分かれていた。4階ホールへ足へ運ぶと20卓くらいのテーブルが並んでいた。仕組みとしては、まず空いている卓に1人のトレーナーが腰掛ける。そこに「シングルバトル対戦相手募集中!」「ダブルバトル対戦相手募集中!」「交換相手募集中!」などの良いされているカードを掲げ、意志を表明する。掲げられたカードに応じたもう1人のプレイヤーが腰掛け、対戦や交換が始まる。
すこし勇気はいるけど、みんな対戦やりたくて来ているわけだし声かけるのにそんなに苦労はなかった。
スタッフの方も優しくて立っている人が居ると「バトル希望ですか?」などと聞いて、空いている卓に案内しているみたいだった。
声をかけたり、卓で待ったりして合計6戦した。
結局、カジュアルバトルのような禁止伝説を使おうとする人は誰もいなくて
内訳としては
ダブル 負け
ダブル 勝ち
シングル 勝ち
シングル 勝ち
ダブル 勝ち
で4-1。わーい。
シングルパの中にはユキメノコ、テツノドクガ、アマージョ、キリキザン、ハカドッグ@1みたいな愛あるパーティもいてとってもよかった。
こうこうのしっぽ+いたずらごころ+あなをほるみたいな知らない戦術を見られたのも良かった。
今までオフ会なんかにも参加したことなかったので対面で、知らない人と対戦する緊張と高揚を感じた。ポケモンバトルって楽しいね!!!
更には、対戦後の会話で色違いコレクションを見せてもらったり、色違いのハルクジラを貰ったり、(そんなレアリティ高いものは持っていないのでゲット難易度が少し高いヒスイヌメルゴンをお渡しするなどした)対戦外でもすごい楽しめた。
船内滞在可能時間は2時間で、ぶら下げたタグでその識別をする、というやってる側も管理する側もやりやすい方式。本来は時間いっぱい使って対戦に打ち込もうと思ったんだけれど、もう5年も使ってバッテリーがおじいちゃんになっていたため1試合で充電が10%ほど持っていかれる始末だった。
行きの電車の中でパーティ構築をしていたために、クルーズ到着時には70%くらいで5試合目の最中には残り15%のポップアップも出て、途中で充電切れたらマジで申し訳がないので試合の内容とは独立してかなり焦っていた。
Switchがそんなに老朽しているとはつゆ知らず、残り30分の時点でとても困ってしまった。(ただクルーズはめちゃくちゃ良心的で、自由に使えるコンセントがズラッと並んでいた。充電器を持っていれば充電ができた。)
せっかく楽しみに来たのにしょんぼりしてもしょうがないので船内の散策と、暇があったらカードゲームの見学でもしようということで、ゲームスペースを後にした。
ポケモンの世界としてのごうかきゃくせん
Switchに感謝した。ありがとう、30分の猶予を残して充電がなくなってくれて。
船内、めちゃくちゃ良かった。
船内にはワンリキー、ゴーリキーが居るなど配置にも凝った演出がされていた。
時折船内にコラッタを見かけ、誰かの手持ちポケモンなのか入り込んでしまったのかはわからないけど後者なら管理はずさんかもしれない……
次に一番上を目指そうと思っていたら、デッキに出られることが判明。
サントアンヌ号じゃん!!と思いながらデッキを巡った。海とそこに浮かぶ巨大なラプラスと、盛り上がっている赤レンガ倉庫とパシフィコ横浜。俯瞰的に見て、街がポケモンで賑わっているのを感じて改めて感動した。
ここまで来たら写真取ったるぞ!と勢いづいて、並んで写真撮影をしてもらった。
こんなところに来る人は、みんなポケモンだいすきなのでチャンピオンポーズを取ったら「ふふふ……」って声が上がって、自分がガラル地方のキッズで周りの大人に温かい視線をもらっている感覚に陥った。
今年27だけど。
しかも笑ってた後続の人、よく見たら海外の人で驚いた。
屋外のスペースは結構広くてプールもあった。船の中にあるプールって実在するんだな……
プールサイドにカントー水ポケモンが配置されていてナイスチョイス。扇風機を浴びてるヤドン可愛すぎる。
だんだんポケモンに囲まれている環境に慣れてきてしまって、「まあ、船内はパネルだけだよな」とか思っていたら
ゴミ箱発見!!!!!
「あっ!」ってまじで声が出てしまった。周りも笑顔でゴミ箱に寄っていって写真を撮るなどしていてみんなサントアンヌ号に乗ってるよねってそれ見てさらにニコニコした。
スタッフ近くにいたけど、ポケモン知らなかったら「ゴミ箱に興奮してる人たち何?」ってなってただろうな。
ゴミ箱は点在していて、中身も異なっていて芸が細かい。
カードゲームコーナーを覗いたらそこにもパネルがあってその撮影をしていたら下船の時間が近づいてきた。
遊☆戯☆王(原作)をちょうど読んでいたこともあってカードゲームも見たかったけど、カードゲームの観戦をしている人はいなかったし、隣で知らない人に見られながら対戦するのはやりづらいよなとも思うので、これで良かったのかもしれない。
降りる時に『ポケモントレーナーの皆さん、たいへん残念ですが黄色いネームプレートをお持ちの方は降りるお時間となりました。』みたいな船内アナウンスが流れて、「俺は今!三人称としてポケモントレーナーと言われている!!!!」という興奮に見舞われた。
バイバイ ごうかきゃくせん!
振り返って
1から10まで興奮しっぱなしのポケモントレーナークルーズは行って本当に良かったし、ポケモン対戦のモチベーションにもなった。
今後はオフ会にも参加してみたくなったし、レートもしっかりやっていこうとより一層思った。
ここから1年
・オフ会に参加する、ダブルバトルの知り合いを作る
を目標に励もうと思った。
ありがとう、ポケモン。
その他の写真
そりゃ当たり前なんだけど「秘匿」って怖いよね。-ミッドサマー感想-
前置き
やっと見られましたミッドサマー。正直一回目は怯えながら見てたので考察ができるなんてもんじゃあないんですけど。
まあ13日以降のディレクターズカットを見てまた考えます。
へレディタリーほどではなかったけどしっかり怖くて流石だなあと思ったので、その怖さに主眼を置いて今回は話したいと思います。
追記による注意!!!
この感想はガッツリ
ネタバレを含んでいます!!
見てから読んでいただけたら幸いです!(見ていない人に対する優しさのある読みやすいネタバレでもないので)
(読み返しててだいぶ「実はレジロック・レジアイス・レジスチルは空爆被害者の暗示だった!」みたいな考察に見えてきて辛いんだけど大丈夫か?)
ホルガの夏至祭の恐怖
秘匿。
それに尽きると思う。そしてこの秘匿は入れ子構造になっているのが恐ろしかった。
外部に対する秘匿
いや見てればそんなこと分かるよって感じなんだけど
- 一本道から脇道にそれた形でホルガにたどり着く地理的なもの
- 脱走しようとすると殺されるシステム的なもの
- 電波が入らない電子的なもの
- 睡眠時間を完全にホルガに完全にコントロールされるという時間的なもの(多分マークが最後まで昼夜の感覚が正常で昼寝をしたがっていたと思っている)
によってされている。
内部に対する秘匿
更に内部の人間にさえ知り得ない内部の秘匿が存在するように思えた。
- 「何のパイ?」と聞かれて"meat pie"としか答えられない(これは外部に対する秘匿で「答えてないだけ」かもしれないが)女性
- 「痛みや恐れをなくすイチイの木から採取したエキス」を舐めさせてもらったのに死ぬ間際に結局熱さで悶える男性*1(イングマールかウルフかは覚えていない)
といった部分で描写される。
僕が一番映画で怖かったのはこの
「自分で志願して、恐怖や痛みがなくなるよって『家族』から言われたのにめちゃくちゃ怖いし痛い中死んでいく」シーン
だった。
確かに劇中一番のゴア描写だった崖から身投げするシーンは確かに一瞬目を瞑りかけた。
でも2人は厳かな儀式の末に決意して死んだし、灰も先祖の木へと帰っていった。(BBQのグリルみたいので焼くから最初死んだ肉食べるのかと思ってドギマギしたけど……)
それとの対比が一番怖くて終盤のセックスシーンや体外肺露出の刑で笑っていたのが凍りついてしまった。
時間経過による秘匿
上で述べた夏至祭の秘匿はその時点(今回なら2019年)におけるものだが、それだけではなく時間の流れを利用した秘匿も内部の人間に向けてされていると感じた。
ホルガにおける生命のサイクルは「72年で一周。それ以降は死」と説明がある。
この説明から
①90年に一度の祝祭を2回見る人はいない
②古来より伝わる伝統にしてはライフスパンが長すぎる
③祝祭もライフサイクルも9の倍数(最大公約数は18)、といったことが考えられるので詰めていきたい。
③については公式サイトのネタバレ有り解説で触れられている[1]かつ自分にはちょっと胡乱だなと感じられたので割愛。
祝祭を2度経験する人はいない
このため前回と同じ祝祭が行われているという保証はどこにもない。流石に伝承はされているだろうが、聖典であるルビ・ラダーは人為的に生み出された精神障害者”賢者”によるルーンを読み解くしかないとなるとその再現性はかなり低い。
長老たちによるルビ・ラダーの解釈にいくらでも個人的な事情は入れられるだろうし、閲覧が困難*2と考えるとホルガ内部の人間全員が理解しきっているわけでもなさそうだ。
なんなら、最後クリスチャンとの二択として選ばれた人、村の上層の人によるルーンの読み上げで選出されたけどそれすら最初から決まっててどのルーンが出てもあの人になったのでは?(何か罪を犯していたのでは?)とすら思う。ルーンの読み上げている面は一度も映されないので。
ただ「愚か者の皮剥」みたいな外部の人間に対する鉄槌は遊びとして小さい子にも幅広く伝承されて確固たる基盤を築いているのではないかと思う。そこはホルガの長老にとって揺るぎないものであってほしいだろうし。
長すぎるライフスパン
スウェーデンの寿命は北欧の国らしく82.2歳(世界銀行より)と長寿なので72歳で人生の幕を閉じるのは普通の話かもしれない。けれどそれは戦後の話で90年前はそもそもそこまで生きるとは想定されていないだろう。
にもかかわらず72歳を終点として人生を4分割するのは思考が現代的すぎる。
なんなら1750年のスウェーデンにおける平均寿命は38歳で「夏」が終わったと思ったら死んでしまう。[3]*3
これは祝祭が現代風にカスタマイズされた結果ではないだろうか。54~72歳の人間が下の者に対して「教えを施せる」システムの構築のために。
逆に72歳以上の自分たちにとって邪魔な人間を排除するための口実にもなる。(自分でも胡乱だなあと思うので斜体)
ここの辺りの説明から祝祭はホルガの長老によってコントロールされ、真相は内部の人間にさえ秘匿された状況なんじゃないかなあと思う。ホルガの人間は「生命の輪」という理念の基皆一つの方向を向いている(だからこそコミューンって呼ばれている)はずなのに全然立場によって違うのでは?というのはミッドサマーで僕が一番感じた恐怖でした。
とりあえず今回はここまで。
次話したいこと(疲れただけ)
A.医療面について:①出てきた薬剤②マダニ媒介脳炎③麻薬(これはほとんど疑問で終わると思う)
B.レペについて:レペはダニーが「家族」になる見込みがデカいと思って呼んだのでは?ダニーにあげた絵、実はルーン入りだったのでは?レペとイングマールは実は水面下で競い合ってて、最後に生贄にイングマールが名乗りを上げたのは自分が連れてきた人間は不出来だったからでは?
C.ダニーの行方は?(これは語れない気がする)
D.ミッドサマーとへレディタリーについて:三角形、赤の使い方など
とかですね。(ここでだいぶ出し切ってないか?)
ではまた。
参考文献
[1] https://www.phantom-film.com/midsommar/mystery/index.html
[2] http://www.ipss.go.jp/publication/e/jinkomon/pdf/19360403.pdf
[3] https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%BF%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%B3&oldid=75269551
*1:実際、イチイの木にはタキシンというアルカロイドが含まれているが、その作用は末梢神経性循環障害食欲廃絶、筋力低下、四肢の振戦、呼吸困難、心臓麻痺、心拍数減少、血圧低下、体温低下、痙攣、硬直など[3]であり「痛みをなくす」ような鎮痛作用はない。心機能の低下によって意識が薄れれば恐れはごまかされるかもしれないが最後のあの様子を見るに、何かがごまかされていた気配は皆無だ。
*2:内部の人間は見られたかもしれないが気になるのは鏡の存在だ。読んでいたジョシュと背後から迫るマークの皮を被った処刑人を同時に写す演出しかないかもしれないが、あの鏡はマジックミラーだったとも考えられる。あそこに鏡がある事自体が不自然だし、処刑人が来るまでのタイムラグもマジックミラーで確認してから襲ったからと考えると自然じゃあないだろうか。
*3:この頃の祝祭は1749年に行われているはずで、3回前でしかない。崖の上の墓石は20個以上あった(正確には数えていない)し、上の方は苔むしてもいたのでそれくらい前でも祝祭はされていたはずだ。その一方でレペのような若者でも内部の人間は驚いていない且つあの場には青少年がいないことから10代後半〜20代で既にレペ達青年はアッテストゥパンを見ているのでは?という気もするのであの儀式は90年に一度ではないかもしれない……
【ネタバレあり】「あなたは誰?」「私はーーーー」〜スターウォーズep9短文感想〜
元旦恒例スターウォーズ新作家族で見に行くやつ、ついに9でした。
1の時によくわからないまま父親に連れて行かれてから15年くらい?
自分の運転で家族を連れて完結作を見に行ったの月日を感じさせますね。
噂によると自分は来月の試験がゲキヤバなのでこんなブログを書いている場合じゃあないらしいんですがどうせtwitterでぐだぐだやるだろうし、なんならゾーニングしたほうが良いだろうと思って軽く書きます。
タイトルにも書いたとおりスターウォーズ新3部作は「私は〇〇だ」を追い求める物語だったと思う。
それは勿論ファミリーネームを持たなかったレイやダークサイドに落ちて父親殺しまでしたカイロ・レン、ただの雑多な兵士の一人であったフィンとかもそう……
だからこそep9のラストが「レイ・スカイウォーカー」で幕を閉じたのは本当に涙が出たし自分の大好きな結末になったと思う。パルパティーンの血を越えて後天的に自分の拠り所を自分で定義するの本当に大好き。その文脈は今回出てきた他のストームトルーパー脱走兵の女性もそうなんだよね。出身は自分で見つければいい。
(アニポケのサトシやコジロウも第二のふるさとをアローラ地方と定めたわけだしね……)
で、わざわざブログを書こう!と思ったのはハックス将軍について。
まさかハックス将軍がスパイでしかも帝国裏切った理由が「カイロ・レンが敗けるところを見たくて」っての最高だし、偽装工作で腕撃ってもらおうとして脚撃たれて、その工作も即座に見抜かれて無残に殺されるの本当に泣きながら爆笑していた。最高だった。
彼もカイロ・レンに人生めちゃくちゃにされて「自分は一体……」と迷う中で最後に"I am the spy!!"って高らかに叫んで帝国の幹部よりも明日も知れないスパイと自分を定義したの最高なんだよな。
2020年始まりましたけど僕は自分を定義することができるのか……(オチが雑すぎる)
では。